かけはしねっとの皆さんと

すべての人に星空を。

11/23(木)、かけはしねっとの皆さんのイベントに星空をお届けしました。
茨城大学附属病院のけやきプラザの天井を使って、午前午後の3回、合計70名ほどの方々に。
スタッフは、星つむぎの村の「病院がプラネタリウム」の協力パートナー、あいプラネットの野田です。

かけはしねっとさんは、医療的ケアを必要とする子どもたちの親の会です。子どもと家族同士や各機関との”かけはし”を作りたい、との強い想いで3年前の11月に発足しました(3周年記念おめでとうございます!)。デイサービスを利用しているご家族や、入院中の子供とご家族など、かけはしねっとに関わりのある人もそうでなかった人も交えてのイベントでした。

当日は朝9時頃到着。少し早かったかなと会場に入ると、すでに数家族のみなさんがいらして、その中に脚立を持って働くお兄さん(のようなリハビリテーション部の優しい先生 笑)など総勢7,8名の方が準備を始めていました。
たくさんたくさんお手伝いをしてくれた、しっかり者の小学5年生Sちゃんが最後に「こんなにも広い世界に私たちがいて、こんな小さなところにみんなで一緒にいて。なんか、すごいなーって思った」と。

その他にもいただいた感想を一部ご紹介します。
「今まで見たことがあるプラネタリウムとは違うと思った」
「星は人をいやす力があり想像力を伸ばす力があると思った」
「地球が出てきたシーンでは私がぐっときてしまいました」
「子供が発した声に返してくれて嬉しかったです」
「感じたことを抑えずに声に出しても動いてもOKということで心がほぐれて楽しめました」
「子ども心をくすぐる様なものが多かった」
「入院が長いため病院で行っていただくことはとてもありがたいです」
「地球中の人がこれを理解したら、短い時間に、同じ時間を生き、会えることもまれな人と出会い、過ごすことができる貴重な時間を共に幸せに生きたいと思うに違いないと感じます」

かけはしねっとのお父さんお母さんをはじめ、きょうだい児さんたち、リハビリ関係の方とその娘Sちゃん、医師の先生とその息子Hくんなど、障害や病気のあるなし、立場を越えたみなさんがそれぞれにかかわり、会場を盛り上げ、一緒に空を見上げた素晴らしい会でした。
主催のかけはしねっとさん、企画からさまざまな準備、当日のやりくりなど、本当にお疲れ様でした。
またぜひ!お会いしましょう。