ペルセウス座流星群の夜

すべての人に星空を。

 今年のペルセ群の極大は8月13日午後4時。これに合わせて、首都圏からのバスツアー(0泊2日!)が八ヶ岳にいらっしゃって、その星空ガイドをスターラウンド八ヶ岳実行委員会として担当させてもらいました。
 13・14・15日の午前1時から午前4時まで(!)、清里の清泉寮の牧草地での流星ウォッチング。私たちのガイドは午前2時までのお約束でしたが、星も見えていたのでついつい長居をしてしまいました。 初日はバス2台70名くらい。この日は、ほとんど雲がなく、特に午前3時に月が沈んでからは極上の星空。流れ星も数十個を数えることができました。2日目は3台で100名。バスが着いたときには、雲量10。一つも星が見えない中、雲が切れるのを待ち続けること1時間。午前2時に雲が切れ始めついに星空が。流れ星も10個程度を見ることができました。

3日目はバス1台20名ほど。台風接近により雨風強く、直接清泉寮のお部屋に入っていただき、スクリーンで高橋が流れ星と今夜見える星空の解説。せめてものお土産にと、星座カードも作っていただきました。
 「小学校の宿題で夏の大三角を見たい」とおっしゃっていた親子さん。「星を見に来たいと思っても、どこがいいのかどうやって来ればいいのかわからなくて」というご夫婦。「雨だけどプラネタリウムや星座カードが楽しい」とお母様を連れてご参加の女性。それぞれに貴重な思い出を持ち帰っていただくことができたと思います。
 みなさん、八ヶ岳の極上の星空に、また逢いにいらしてください。