児童デイサービスめろでぃにて

すべての人に星空を。

12月27日(金)、府中市の小さくかわいい一軒家の「児童デイサービスめろでぃ」にて4人のお子さんとスタッフさんたちに星空を届けました。
シャッターを閉めて、窓には遮光シートを貼って、生活のお部屋の天井へ投影。
スタッフは病院がプラネタリウムの野田(あいプラネット)です。

見慣れないのがきた!とばかりにそわそわする6歳のNちゃん。
奥のベッドで目をきょろきょろさせて待っていた11歳のMくん。
最初眠たかったけれど途中からにこにこでじっと見ていた18歳のNちゃんや、お熱が出てしまったけれど楽しみに待っていた4歳のSくん。

私は毎回、投影前にみんなの年齢を訊きます。それは太陽の周りを何回まわってきたかをお話しするからです。
大人はもっと、うん十回廻ったね、と話すと毎回笑いがおきます。
けれどその回数よりももっと大切なこと。それは「ひとりじゃない。誰かと一緒にまわってる」ということ。
ひたすらまわり続ける地球から誰一人こぼれおちることはありません。
この地上に生まれてくるということは、もれなく太陽のまわりを誰かと廻る回数を与えらえるということ。

そんな小さな気づきを共有することが、きっとちょっと温かい気持ちになったり、ちょっとハッピーになったり
ちょっと複雑ないろいろに目を向けるきっかけになるんじゃないかな、と思っています。

今年の病院がプラネタリウム、野田がお届けするのは、めろでぃさんが最後でした。
新しい年のあらたな出会いや再会、化学反応を心から楽しみにしています。