八王子市障害者療育センターにて

すべての人に星空を。

12月6日、八王子市障害者療育センターに星空をお届けしてきました。
この日は午前中からセンターの忘年会。
会の最後のお楽しみにとプラネタリウムを企画いただいてのご訪問です。
利用者さんとスタッフ、たくさんのボランティアの皆さんあわせて約70名に天井投影を1回。スタッフはあいプラネットの野田です。

機材を運びエレベーターのドアが開いて、びっくり仰天!
廊下すべてが銀色ベースの宇宙船です。電気のスイッチの細部にいたるまでカンペキにデコレーションされたSF仕様。廊下の一部には司令船さながらにコックピットが作られていて、SF動画が放映されているという徹底ぶりです。

会場へのドア(もちろんスペシャルな宇宙船状態です)が左右に開くと、さらに宇宙一色。
バルーンを色付けした大きな地球、人工衛星、火星、宇宙飛行士、利用者さんたちの写真をつかった数えきれない宇宙人たち・・・ほんとうにほんとうに、どれほどこの日を楽しみにしてくれていたことでしょうか。

わくわくがとまらない状態で投影開始。
ごろんと横になった皆さんと一緒に、先日お星さまになったYさんも写真で参加です。
お一人お一人に配られたお誕生日星座のカード、その裏には来年の運勢が書かれていました。
満天の星空の後、12個のお誕生日星座を眺めながら会話が弾みました。
地球を飛び出す時には、午前から練習していたという大きな掛け声で皆でジャンプ。地球を眺め、惑星に立ち寄り、太陽系をまわる自分たちをしばし見つめ、さらに遠くへ。
ふるさと地球へ還ってくると大拍手が起きたのでした。

スタッフの皆様の、「利用者さんに楽しい時間を」という気持ちと、「一緒に楽しい時間を過ごしたい」という、上からでないフラットな想いもあってこその、あたたかくて最高に楽しい時間を共有させてもらえたことに感謝いたします。

今年、異動になった近隣施設のご担当者もご覧になっていて、ぜひうちにも、と。
新たな出会いを楽しみにしています。