博愛こどもクリニック(米子)にて

すべての人に星空を。

 7月19日(金)、鳥取県米子市にある「博愛こどもクリニック」にお伺いしました。博愛病院に併設された施設はいろいろありますが、こどもクリニックは、去年できたばかりの新しい施設です。 先生はじめ、大勢の保育士さんや看護師さん、手厚いケアがある雰囲気です。
 星つむぎの村のスタッフは、高橋。そこに、島根県海士町から寺田さん、福田さん、島根県松江から高橋恭子さん、椿太郎くん、先週末お会いしたばかりの米子の木村さんがお手伝いに来てくれました。
 4mドームの4回投影。最初の2回は、近くの保育園の子どもたちと、博愛の子どもとの交流事業として。あとの2回は通所の子とご家族。
 ドームに入る前には、いやだ、いやだ、で、ずっと泣いてたYくん。ドームの中からふわっとやってくる風に誘われて、ドーム内に入り、ぴたりとやんだかと思うと、やっぱり泣いてというのが続きましたが、プラネタリウムが始まったとたんに、宙を凝視。そこから20分、火星が近づいて怖くなっちゃったのはあったけど、ずっと、瞳をこらして宙を見ていました。 少しお姉さんの彼女は、満天の星に「嬉しい」と声をあげ、お母さんもうれしい、私もうれしい、とつい繰り返しました。Kくんは、何度も手をのばして、足をのぼして、星に届こうとしてました。
 星や宇宙は、心と体を開放してくれる。だから、いろんな表現が現れるのだと思います。その表現を、私たちがもっととらえて、それをさらに他者に伝えていけるといいなあ、と思っています。
 ご参加のみなさま、施設のみなさま、ありがとうございました!