大府みんなでプラネタリウム

すべての人に星空を。

 12月15日(日)、16日(月)の2日間、愛知県大府市の大府市役所地下ホールにて、「おおぶみんなでプラネタリウム」が開催されました。 大府市民の熱いあついパワーに圧倒された去年の第1回。 今年はさらに、そこからパワーアップしての開催でした。このイベントは、大府でみんなで幸せに生きたい、と願う人たちで構成される実行委員会が主催しています。 その実行委員のコアメンバーのうちの何人かは、星つむぎの村の村人でもあります。その準備のために、どれだけの想いと時間や労力を割いてこられたのか・・ それが確実に当日の「場の暖かい空気」をつくりだしていました。
ホールにはバルーンアーチ、顔だしパネル、手前の一部屋は「ほしみん」の部屋。今回あらたに登場した「ほしみん」(ゆきちゃん制作)のガイドを手に、星に関するいろんな体験をして、ハンコを集めると、流れ星クッキーのプレゼント! これはスゴイ! オリジナルTシャツをきて、みんなのおそろいの星アクセサリー。 きた人たち誰もが歓迎されている空気を感じたことでしょう。
2日間、合計18回の投影がありましたが、それらを高橋とあいプラネットの野田が、担当。現場には、20人以上の実行委員や当日ボランティアのみなさんがおられ、星つむぎの村スタッフは、跡部、岸本、公文、永友、田中、黒井。
1日目は、すべて一般向けの投影10回、2日目は、午前中に特別支援学級の子どもたち2校、大府小の4年生はスクリーン投影で。昼には市役所職員向け。その後3回がまた一般投影。すべて満席。(一般投影の整理券は、配布開始日にすべて売り切れたそうです・・。しかも、市役所まで取りに来るという、それだけで労力のかかることなのに・・・) ホールに設置されたドームの横では、星座カードと地球ごまのワークショップも行いました。

 「こんなに人を一度に感動できるものがあるんだ、と思ってそのことが衝撃でした。魂があらわれた感覚です」と、今年から実行委員にいらした方。このイベントが素晴らしいのは、とにかく、実行委員のみんなが、自分がとにかく見せたい!と思う人を連れてくる、というところです。自分が誘った人がこんなに喜んでくれた、と呼んだ人は喜ぶ。誘われた人は、また次に誘いたいと思う人がいる・・という、どこまでも幸せ連鎖が続きます。
この「おおぶ」に出会えたこと、こころから感謝いたします。

 以下、参加したメンバーからの感想です。(それぞれからもらった一部です)

<野田祥代(あいプラネット)>
元祖「みんぷら」に初乗り込みしました。皆が言ってるけどなにがどうすごいのか?
「変態が待ってまーす」とチョクさんからメッセージもらって、「こっちも変態なので大丈夫です」と返したものの、結果、自分の変態度は足元にも及びませんでした。
横浜や柏崎にまであっという間に飛び火したワケもわかるんではと思っていましたが、結果「よくわからない」でした。
ただひとつ、なんとなくホヤっとした空気が全体にあったのと(ピリピリしていない)、「どんとこい」な低い重心があったのと、この日を迎えられたのが嬉しくて楽しくて仕方ないという子どものようにワクワクしてる大人がたくさんいたのはわかりました。そういうものに、気づいたらというか、たぶん最初から包まれてしまっていたような気がします。
「なんかよくわからない」けど「なんか心地よい」なにか。もう少し知りたいと思います。
ということでまた来年、ぜひ呼んでくださいね(笑)。

<公文典子>
ワークショップを一生懸命お手伝いしました。プラネドームの中で十分に繋がった状態でワークに参加されるのでお客様と凄く近い関係が築けたような気がします。
素敵な星座カードなので 星座神話を分かりやすく話せるようにしたり 自分のクオリティーをあげないといけないなと思いました。
ほしみんの部屋では、すべての質問と回答に工夫と愛情がつまっていてワクワクがとまりませんでした。計画をたてた皆様の勢いを感じました。

<田中里佳>
今年初めて参加させて頂きました。昨年の、すごかった!という声がとても印象的で、ぜひ参加したいと1年想いをあたためましたが、実際参加してみて、会場の華やかな盛り付け、全て手作りのスタンプラリー、投映回数、スタッフ・お客さんの数、どれをとってもほんとにすごい!と圧倒されることしきり。おおぶの皆さんの、周りの方へぜひ見せたい、伝えたいという想いがぱんぱんにつまったプラネタリウムでした。
自分のお誕生日の星座でつくる星座カード、色鉛筆やカラーペンで丁寧に色を塗って、最後にキラキラをのせて、自分だけのカードが完成すると、みんなとても嬉しそうでした!カードにお友達の絵を一緒に描いている子もいて、仲良しの子といつも一緒なんだなあとこちらもあたたかい気持ちにさせられました。

<黒井良子>
去年と同じ支援学級。去年はドームの穴からちらっと見ただけのKくんが、今年は頭だけ入れることができた!その見守りを去年は校長先生と二人でやってたのを 今年は、真奈美ちゃんゆきちゃん山さっちゃん里佳ちゃん藤岡さんとみんなで励ましてたのが、よかったな!! 「入る入らない自分で決めていいんだよ。見ないならちょっと順番で見て見よう!」って始まった。隙間から見るブラネだった。