大阪市立大学附属病院にて

すべての人に星空を。

3月14日 大阪市立大附属病院にお伺いしました。この病院は、「病院がプラネタリウム」がはじまった2014年からのおつきあいで、毎年お邪魔しています。今回の星つむぎの村メンバーは高橋、跡部、倉知、見里です。レポートは倉知です。

今回はジャパンハートさんからもたくさんお手伝いに来てくださり、主に星座カードのワークショップを担当して下さいました。また、ジャパンハートさんのつながりでタリーズコーヒーさんも来てくださって、同じ場所でコーヒーの試飲会や、豆を挽く体験も出来るという豪華なイベントとなりました。

投影は院内学級でドーム4回(うち2回倉知)とNICUで1回です。

一番盛り上がっていたのは人数が多かった1回目。ご家族もおられて、子どもたちはお父さんお母さんのお膝に頭をのせて寝転び見てくれました。
満天の空の感動や火星投げの盛り上がりはドームの外まで届いていたようです。
2回目は貸し切りプラネタリウム。お誕生日の日の星空も投影されました。真理子さんのあたたかく、力強い声でドームにいた人みんなが包まれていた気がします。

3回目4回目は倉知の投影です。色々考えながら喋っていたらたどたどしい解説になってしまいました。
途中で診察に呼ばれて出なければならなかった子になんのフォローも出来なかったこと、せっかく名前を聞いたのに全然呼んであげられなかったこと、年齢の差に対応出来なかったこと、反省点がたくさんあります。でも同時に「もっと良い投影がしたい」と思っている自分がいる事に気づきました。

社会人となり星つむぎの村との関わりに何か変化があるかもしれませんが、病院プラネを続けたいと改めて思いました。

NICUは遮光が十分ではありませんでしたが、保育器にはいった赤ちゃんの真上にうつして、お母さんも、「なんかじーっと見てました!」とおっしゃっていました。天井に何かを映し出すというのは、ある意味、NICUで赤ちゃんと体験してもらえる唯一の方法論なのかもしれません。

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