横浜こどもホスピスプロジェクト「遊びのワークショップ」

すべての人に星空を。

「プラネタリウムは育てていくものなのかもしれない!!」
8月12日(月・祝)は新横浜にある「障害者スポーツ文化センター横浜ラポール」にて、「横浜こどもホスピスプロジェクト主催」【夏休みスペシャル!お子さんとご家族の遊びのイベント】にお邪魔しました。
「病院がプラネタリウム」として、ラポールシアターでの天井投影のプラネタリウムを行いました。大勢の団体やボランティアさんが関わる会でしたが、星つむぎの村から高橋真理子、黒井ペコがお伺いしました。レポートは黒井です。

6月の2日間を7mドームを2張り持ち込んでプラネタリウムを投影した同じ場所で、今回は高さ20メートル位ある天井投影に空を映すのは実に圧巻でした!!
障害のあるお子様ご家族が招待されたこのイベントあっという間に定員オーバーとなったため、7mドームでの投影では、みなさんが入りきらないことになったのです。でも、そのおかげで、100人以上の人たちが、一度に同じ空を見上げて同じ時間を過ごすことができたのです。 横浜みんなでプラネタリウムに来てくださったご家族がちらほらいました。そして、それ以上に始めましてのご家族がいらしてくださいました。
星を必要としてくださる方とまだまだ、出会えていなかったんだなと感じました。
本当は受付を済ませていない10組の親子様をお待ちして始めたかったプラネタリウムですが、この暑さと障害児、病児さんたちが体調を合わせてここへ来ることは大変な事だと分かっていたので、始めさせてもらいました。

プラネタリウムを見たことがないスタッフさんたちが受付にいらしたので
私は100回観ておりますので、どうぞ観てきてください。とおすすめしました。
毎回そうなのですが、入るときと出てきたときの顔がみんなイキイキしていたり、興奮していたり…。違っているのをみるのが密かな喜びなのでした。

そして、ワークショップの星座カードを作りながら、星を見上げた感想を聞く、振り返りの時間は最高のプレゼントのような時間でした。

お聞きしたお話抜粋です。
30代男性
「私たちの体は星のかけらで
出来ていると聞いてゾクゾクした。」
60代男性
「はじめて真理子さんのプラネタリウムを見たとき涙が止まらなかったけど、今日もまた涙がどうしてこんなに出るんだろうってくらい流れて止まらなかった」
病児と40代母
「今日、行けて良かったです。知っている顔がたくさん。学校のお友達、訓練会のお友達、PTAでの顔見知り、他の学校のお友達、心魂のお友達や大人、病院の繋がり、子供達を支援する繋がり、兄弟児を応援する人達、子供だけでなく親や家族を助けようとしてくれる存在、などなど強く身近に感じられ、大変に感銘を受けました。
こういったイベントなど本当に有り難く、感謝申し上げます。」
30代母きょうだい児、障害児
「星つむぎの村 によるプラネタリウム
前回ドーム式のものを見せてもらい、感動の最中、りゅうが(大きな音が苦手、視覚障害)が泣いてしまったため途中退席でしたが、今回は床にごろんしてお友達と一緒に楽しめました✨音の響きが違ったのがよかったのかな… るな(姉)は前回見て興味をもって、夏休みの自由研究に星座関する神話を調べたので、より興味をもって楽しみました😌

私たちはプラネタリウムを通してたくさんの方と出会っています。はじめての方!2回目以上の方!忘れられない思い出となったり…。同じプラネタリウムでも、見ている方の気持ち次第で、毎回感想が変わってくる事を感じました。

1回じゃ分からないこと時間をかけて気づいたり、
新たな発見があったり…。

もしかしたら、プラネタリウムはみんなで育てていくものなのかもしれない!!
何度も何度でも
ここにいるみんながみんな大切な存在。
必要ないものなど1つもない。
語り続けみんなで一緒にプラネタリウムを見上げ続けたいなと思いました。

大切なわたし大切なあなた
みんなとの出会いに感謝いたします。

またみんなで星を見上げましょうね。
ラポールという素晴らしい施設は横浜の誇りです。
いつもいつも素敵なイベントを催して下さり、サポートくださりありがとうございます。