民教協・全国大会2019「つなぐをつくろう」

すべての人に星空を。

 11月9日(土)、民間放送教育協会が主催する第55回テレビと生涯学習研究協議会 全国大会2019山梨が、山梨県富士吉田市にあるふじさんホールで開催されました。100名ほどの全国の民間放送局の関係者の方々をはじめ、県内外から多くのお客様がいらっしゃる中、星つむぎの村のプラネタリウムが、大ホールの天井を彩り、高橋がシンポジウムのパネリストとして登壇しました。
 民教協は、系列を超えて、よりよいドキュメンタリー番組を提供するため「日本のチカラ」を全国のエリアをカバーするように各地の放送局が加盟している会合です。山梨での開催は、35年ぶり。その前年に、山梨放送が制作した「日本のチカラ」に出演させていただき、受賞した今年にこの大会。宇宙のしわざ、とつい言いたくなってしまうような素晴らしいめぐりあわせでした。
 しかも、テーマは「つなぐをつくろう」。そして、宇宙飛行士の土井さん。そうとなれば、もう「星つむぎの歌」しかないでしょう! というところで、星つむぎの歌のプロジェクトから12年の今、「ふたたびここでまた出会える」機会をいただきました。
 13時~16時におよぶイベントでしたが、
第1部
オープニング 星つむぎの歌合唱(チルドレンコラーレ)&プラネタリウム
基調講演「宇宙をめざせー原点は山梨の星空」 土井隆雄さん
第2部
日大明成高校ダンス部によるパフォーマンス
シンポジウム「キミの未来を見つけよう~“夢の伏線”はふるさとに」
エンディング プラネタリウム(10分)
という構成でした。

 オープニング(ほんとうに一番のド頭で)、「会場が真っ暗になります。みなさま上をご覧ください」というアナウンスとともに、大ホールに満天の星空。そこで、「おおお~」というどよめき。それとともにひびく「星つむぎの歌」。 チルドレンコラーレの子どもたちは、まだ結成して間もなく10人のみの合唱だけれども、驚くほど心に届く合唱で素晴らしかったです。
 土井さんの講演はもちろんのこと、シンポジウムは、タレントのマキタスポーツさんのユーモア爆発な誘導で、ほんとに楽しくそして深く語る時間になっていました。声優の三澤紗千香さんは、若々しさとかわいさで・・と結構絶妙なバランス。
 最後に、「星の道を」(小林真人 作曲)の楽曲とともに、プラネタリウムパフォーマンスを10分やらせていただきました。
 フロアでは、「星の子クラブ」の子たちや村人が、「病院がプラネタリウム」の募金の呼びかけをしてくれ、いつになくたくさんの募金をいただくことができました。この場をお借りしてお礼申し上げます。
 「星つむぎの歌」のころからずっとおつきあいさせていただいた山梨放送のみなさま、大イベントの主催大変おつかれさまでした。ありがとうございます。
 「星つむぎの村」の私たちにとって、とても感慨深い会であり、また未来をみすえる時間でした。ありがとうございます!
 このイベントの様子は、11月30日(土)山梨放送で1時間の特集番組として放送されます。山梨県内の方はぜひご覧ください。