都留こどもまつりでキャリングプラネタリウム

すべての人に星空を。

5月19日(日)、都留文科大学で開かれた「第50回都留子どもまつり」でのキャリングプラネタリウム。高橋・跡部に加えて、大月から井上ご夫妻が来てくださいました。甲府から来ていた高校生ボランティアは跡部の教え子で、小学校の卒業式以来の再会というサプライズも。


このイベント、都留文科大の児童文化研究会というサークルと市民団体が協力してもう50回を数えるという素敵な時間。多摩っこマイムでのキャリングプラネで出会った人形劇の山口さんが、このサークルのOBというつながりで、呼んでくださいました。

会場のコミュニケーションホールはエレベーターがなく、2階まで大きなプロジェクターと7mドームを運び込むのが一苦労。でも、大学生や高校生のボランティアさんがみんなで運んでくれました。

プラネタリウムは午前・午後2回ずつ(昼食時、ちょっとだけ見たいという実行委員の学生たちにショート投影を2回)。7mドームなので、50人定員でしたが、全ての回がちょうど定員いっぱいくらい。幼稚園から小学校中学年くらいの子どもたちがたくさんいました。「ZOZOタウンの社長より先に、宇宙に行くぞー!」の掛け声とともにドームの中へ。
ライトダウンで満天の星空につつまれ、お誕生日の星座を探し、火星の大接近を押しのけ、みんな大歓声。そして、宇宙の果てから地球に帰ってくると、自然と拍手がわきました。ドームの外では、地球ゴマと星座カードを学生ボランティアに教えてもらって、みんな大満足。

片づけが終わって、外での閉会式では職人会のみなさんが餅まきも。学生とOBやOGと市民団体が子どもたちの遊びの文化を支えていこうと、アイデアや力を出し合っての温かい運営でした。今日1日を楽しく過ごした子どもたち。きっと大人になって、今度は実行委員としてもどってきてくれるのでしょう。
伝統とはこうして形作られ、文化とはこうして地域に根付いていく。
誰からの押しつけでもない、人々の自主性が結集してのイベント。

星空でそのお手伝いができて、とても幸せな1日でした。

※今回、星つむぎの村のリーフレット制作もしてくれた「株式会社ひとしずく」さんが、次の仕事のために、カメラマンさんを連れてきてくれ、写真を提供していただきました。