6年生の子どもたちとリベラルアーツ

すべての人に星空を。

3月28日、日能研さんの行う春合宿は、リベラルアーツが根底にあります。その中の一コマ・天文学の時間。今回は、7mドームをもっていきました。プラネタリウムは、高橋が担当し、観望会を跡部が担当しました。

ギリシャの自然哲学を持ち出す彼らが重視しているのは「対話」。1時間以上、ドームの中で、子どもたちのいろんな質問や要望にこたえながら、星から時間や空間を知ること、惑星の動きをしったことの意味、そして、宇宙の中の自分たちのいる場所。それを確認していきます。
一番印象に残ったところ?の問いには、 「宇宙がはじまった、っていうところ」「明かり消したところ」「磁気圏」「自分の星座」などなど。
いろんなことがすごくまだ断片的に、知識としてあるものが、やがて構成されていく。その過程の中で、「わー!」と思ったときの気持ちを言語化しておくことはすごく大事なんだろうなという気がします。

観望会では、双眼鏡を持ちながら、春霞の中のスバルを見つけました。自分の目にはいった瞬間は、やっぱりすごくうれしいですね。
子どもたちと一緒に空を見上げる時間は、ほんとうに宝物の時間です。

日能研のみなさま、いつもありがとうございます。