「ライトダウンやまなし」(主催: ライトダウンやまなし実行委員会、山梨県立科学館)は、1年に1度、1時間だけ、身の回りの明かりを消して、みんなで夜空を見上げよう!天の川が見える星の郷にはきっとたくさんの幸せがみつかるはず、、、。そう呼びかけ続けてきたイベントで今年で18回目になります。今年は、11月5日(土)、「星の郷に暮らそう」をテーマ行います。

星つむぎの村共同代表の跡部浩一が、ライトダウンやまなし実行委員会の事務局長もつとめており、星つむぎの村は、全面協力しています。

このライトダウンのプレイベントを、10月15(土),16(日)に、大型ショッピングセンターのラザウォーク甲斐双葉にて開催しました。移動プラネタリウムやスクリーンにMitakaを投影しての宇宙旅行体験のほか、望遠鏡や星座カード、地球ごま作りなどの工作コーナーを用意しました。プラネタリウムと星座カード作りは大人気!星空写真やライトダウン前後を比較した写真パネルをじっと見入っている方も。ご家族連れをはじめ、各日150人以上の方が立ち寄ってくださいました。

移動プラネタリウムは、2日間で16回投影。すべて満員御礼でした。
3DのMITAKAで宇宙旅行。東北大の津村さんの解説!
望遠鏡づくりのあとに、導入の解説。小学生のこの子は、その後ボランティアスタッフに!
望遠鏡づくりのあとに、導入の解説。小学生のこの子は、その後ボランティアスタッフに!
今年の星空写真は、日大芸術学部3年の渡邉浩史さんの作品。
今年の星空写真は、日大芸術学部3年の渡邉浩史さんの作品。

また、とっても嬉しい出来事がひとつ。今回の星つむぎの村スタッフには小学生が6人参加していたのですが、その楽しそうに働く姿を見て、「一緒にスタッフをやりたい!」と飛び入りしてくれた女の子がいました。ライトダウン甲府バレー(2014年からライトダウンやまなしに変更、全県的な取り組みに。)は、あなたのような子供たちに、天の川の見える星空を残していきたい、その気持ちから18年前始まったのです。ありがとう!また一緒にやろうね!

今回のスタッフには、大学生、中学生、小学生が大活躍

15日の夜には駐車場脇に望遠鏡を並べて星空観望会も行いました。満月までもう一息のまんまるお月さまや真っ赤な火星を望遠鏡で覗いて楽しんだり、「月をお持ち帰りしたい!」とスマホで撮影したり、買い物帰りのひと時を楽しんでいただけたと思います。

観望会の様子

観望会では、「月の姿がとてもシャープに見える!」という感動の声が聞こえたり、「月の模様がウサギに見えると言うが、私にはそうは見えないなあ。」などと話しかけてくださる方もいました。星空の下で会話すると、心の緊張がほぐれて、素直に会話できる気がします。

さあ、11月5日(土)のライトダウン本番でも、部屋の明かりを消して、一緒に夜空を見上げましょう!一緒に見上げる誰かと会話が生まれたり、遠くの誰かを思い浮かべたり、自分で対話してみたり、、、共に夜空を見上げるみなさんと、素敵な時間が過ごせたらと思っています。

第18回ライトダウンやまなしの詳細はこちらをご覧下さい。

http://www.lightdown-yamanashi.com/

山梨県立科学館をはじめ、県内各地でイベントを開催しますので、お近くの会場で一緒にカウントダウンをして、星空を眺めましょう!