2016年3月12日、東日本大震災から5年たち、6年目のスタートになる日に、「きょうを守る」上映会&星空コンサートを開催しました。

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2011年7月以降、被災地の延べ40カ所に、「星空や音楽を届ける」活動をしてきました。行ってきた場所のメモは、こちらにあります。あの日から5年たった今、あらためて「忘れない」こと、被災地のリアリティを感じること、そして歌とともに一緒に届ける、そんなことを目的にこのイベントを開催しました。 おかげさまで、今回の収益分は、今年また被災地に出向いていくときの活動資金とさせていただくことができました。

司会をつとめるのは、高校生のさと。

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共同代表 跡部浩一のみなさまへのあいさつ。右側のほうでPCに向かうお二人は、聞こえない方をサポートする要約筆記をしてくださっています。(右側スクリーンに文字をだしています)

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第一部 震災ドキュメンタリー「きょうを守る」の上映。震災当時、山梨県立大2年生だった菅野結花さんが制作した映画。

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続いて、被災地からのメッセージのお一人目。「今」の菅野さんがビデオメッセージを寄せてくれました。「この映画を観て被災地に寄り添ってもらえることはとてもありがたい事。時が経っても震災の事を忘れず、大切な命をつなげることに役立って欲しい」

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お二人目。陸前高田で活動されているNPO法人きらりんきっずの代表の伊藤昌子さんより。代読を、星つむぎの村メンバーの廣瀬志保。そのあとに、先日、岩手日報が制作した「震災5年 歩み続ける三陸」の動画もご覧いただきました。その動画は、こちらからご覧いただけます。

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第二部 被災地支援活動の報告

この5年間、計40ほど、星空や音楽を届けてきて、それに参加してくださったみなさんからの言葉やエピソードを紹介。報告は、星つむぎの村メンバーの仲道正恭。

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第三部 覚和歌子&丸尾めぐみ コンサート

5年(新作詩)/ほしぞらとてのひらと/坂道の歌/星つむぎの歌/いつも何度でも

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「ほしぞらとてのひらと」と「星つむぎの歌」のときには、杉山悠美さんが歌に手話をつけて。手話にこんなに感動したのははじめて、という声も多く。

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星つむぎの歌のときには、メンバーも立ち上がって、みんなで手話&歌。

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会の前後には、ピエールJUNがバルーンアートをつくっていたりしました。

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パネル展示で、被災地訪問報告も。

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きてくださったみなさんの感想

・素晴らしい歌に、涙があふれてとまりませんでした。

・テレビの報道とはまったく違った視点で被災地のことを知ることができました。

・何ができるかを、あらためて考えさせられました。

・3月11日を忘れず、毎日精一杯いきていきたい。

などなど。

私たち「村民」にとっても、新生「星つむぎの村」のキックオフイベントとして多くの学びがありました。

お越しいただいたみなさま、応援してくださったみなさま、ありがとうございました!

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