ご報告が大変遅くなりました!その分(?)たっぷりご報告させていただきます!

8月12日(土)「星夜見の会~ペルセウス座流星群~」が桂川ウェルネスパーク(以下、桂川WP)にて開催されました。星つむぎの村はこのイベントに全面的に関わらせていただき、桂川WPのスタッフのみなさんと一緒に、星空縁日&星のお話会をさせていただきました。

会場となった里山交流館は、スタッフの皆さんによる自然に親しんで楽しんでもらうための工夫があちらこちらにあるすてきな木造の建物。イベント会場も、わくわくするような飾りつけがされており、私たちの気分もグッと盛り上がっていきました。

今回の星空縁日のワークは、お馴染の望遠鏡づくり、地球ごま、フェイスペイントシールに加え、
ポップアップカードのプラネタリウムと流れ星ロケットでした。

ポップアップカードのプラネタリウムは、暗い所で星がキラキラ光るミニプラネタリウム。
好きな星座の星並びにカードに穴をあけて、色鉛筆やシールで飾り付けして作ります。
中に小さな電球を入れると・・・自分で作った星空が浮かび上がってなんともすてき!
特に女の子に人気で、完成した時の「できたよ~!きれいでしょ♪」という満足そうな笑顔がとても印象的でした。

 

フェイスペイントシールはお祭り気分を盛り上げてくれるかわいいアイテム。
小さな子もほっぺや腕に自分の星座のイラストを貼ってもらって、にっこにこ笑顔を見せてくれました。

地球ごまのブースからは、いつも期待を裏切らない「おぉ~!」という驚きの声が聞こえ、
望遠鏡づくりのブースでは、作った望遠鏡を使って熱心に使い方を練習する小学生とお父さんの姿がありました。

今回初めて行った流れ星ロケット&クイズの無料コーナー。
ペルセウス座流星群をきっかけに、流れ星や彗星について知ってもらおうと、ちょっとした解説とペルセウス座にまつわる神話の掲示を行い、それらを見ながら解くクイズ用紙を配布しました。
そして仕上げに、ペルセウスが倒したメドゥーサとおばけクジラのティアマトの的をめがけて、流れ星ロケットを飛ばして倒そう!というコーナーでした。

星について何も知らなくても、夜空を見上げて星を見つけたり、遠い宇宙を想像することはできます。星を見上げる、ただそれだけで今日一日を振り返ったり、誰かを思い出したり、何か心に感じるものがあります。
けれど、それに加えて、ちょっとだけでも星について詳しくなると、また星が見てみたくなったり、誰かにその話をして一緒に眺めたくなったりするんですよね。
そんな星を見上げるきっかけになったらいいなあという願いを込めて、このコーナーを企画してみました。おかげさまで、たくさんの方が参加してくださり、楽しみながらプチ流星博士になってもらえたかなと思います。流れ星ロケットも流れまくり、飛ばしまくり!今後もこういったコーナーも実施していきたいと思います。

そしてしばしの休憩をはさんで、最後は「星夜見」の会。星のお話と、本物の夜空を見上げる時間です。

星のお話が始まると、スクリーンの星空を見ているその会場は、星たちが輝く空の下に芝生に座っているかのよう、地球を離れて宇宙旅行に旅立つと、そこは宇宙船かはたまた一人一人が宇宙に漂う一つの小惑星になって漂っているかのよう、そんな雰囲気に包まれていました。

その後、希望を捨てずに星が見えるように祈りながら外に出ましたが、なんともかとも、昼間の青空はどこへやら、雲が空いっぱいに広がっていました。
それでも芝生に寝転んで、雲の上の星たちを想像したり、望遠鏡をのぞく体験をしてもらったりと、参加してくださった皆さんとともに、また星空見ようね!という気持ちを持てたかなと思います。

そのほか、絵本「モチモチの木」2冊を展示し、三日月から満月を過ぎた月の絵に改訂になっているページを見比べながら、お客様との交流を楽しんだりもしましたよ。どうして改訂になったのか!気になる方は、今後のイベントで絵本を見かけましたら、スタッフにお声掛けくださいね♪

物販では、星座クッキーなどのお菓子や星座をモチーフにしたアクセサリーなどが初登場しました。どちらも一つ一つ手造りで、思いのこもったあたたかいもの。とても好評で、たくさんの方に手に取っていただくことができました。今後のイベントでも販売していきたいと思っています。

また、偶然にも桂川WPのスタッフのなかに星つむぎの村メンバーの知り合いの方がいたり、一緒に星を見上げようと東京からわざわざイベントに足を運んでくれた方がいたりと、サプライズも顔出すイベントでした。

今回は、14時から21時までと長いイベント時間となりましたが、参加者のみなさんと桂川WPのスタッフのみなさんと共に、とても充実した時間を過ごすことができました。
その要因の一つは、桂川WPのスタッフのみなさんが、日ごろから桂川WPにいらっしゃるみなさんと、いい関係を作られているところにあると感じています。

そんな桂川WPスタッフと星つむぎの村スタッフの一コマをご紹介させてください。ポップアップカード担当、桂川WPのインタープリターを目指す青年スタッフと、長年保育士をしてきた経験を持つ星つむぎの村スタッフPとのやりとりです。
青年が「話しかけてもあんまり答えてくれない子供たちをどうやって盛り上げたらいいんでしょうか?」と熱心な様子で村スタッフPに質問。
Pは「色んな感じ方があっていいと思うのね。だから、盛り上がってワイワイするだけが全てじゃないから、その子がどんな風にやりたいのかに寄り添ってあげればいいと思っているよ。」と答えたそう。じーっくりやりたい子に対してワーワー言ったらうるさく思うだろうし、ドキドキやっているのなら安心して取り組めるようにと思うし、どんどん出てくるアイディアには答えてあげたいし、、、。
一生懸命作ったことや達成できたことを一緒に喜べると、おのずと心を通わせることができる。そんな形で関われたら、それが何よりもうれしいこと。たくさんのお客さまがみんな喜ぶことは難しいけれど、一人一人のニーズにこたえてあげることができてそれが何よりうれしかった、とPは話していました。星つむぎの村全体としても、そんな風に参加してくれるみなさんと関わらせてもらえたらいいなと思います。

桂川WPのみなさん、ぜひまたこのようなイベントを一緒に開催できたらと願っています!!ありがとうございました。
そして参加してくださったみなさま、ありがとうございました!
ぜひまたお会いしましょう!!