2017年夏は、星つむぎの村で行うイベントがたくさん続いて!充実しすぎて報告がおいついていません・・。追って報告できるものもあると思いますが、先に(汗)9月2日のイベント報告です。

甲府市の南側にある「曽根丘陵公園」は、東日本最大級の古墳群をもつ場所です。その中に、弥生時代~古墳時代の遺跡・方形周溝墓があります。その場所から、古代の人たちが見上げたように、私たちも星をみあげよう!ということで、企画された「星を見る会」。去年はお話と観望会だけでしたが、今年は「手作り望遠鏡教室」もあわせて開催となり、星つむぎの村のメンバー4名で対応しました。この日、別メンバー2名は、福島県いわき市にプラネタリウムをもって出かける!ということもやっていたのでした。
以下は、大学生メンバーのあさきさんによるものです。
みなさん楽しみにしていてくださったのか、開始時間よりも随分早くからお客さんの姿がありました。なんと望遠鏡づくりが始まる前に望遠鏡を完成させちゃった親子もいました。
望遠鏡づくりで見られたのは、子どもたちの集中した顔、完成したときの嬉しそうな顔。親子で協力する様子、真剣になっちゃうパパさんの様子。私も少しだけお手伝いさせていただきましたが、やっぱり親子で工作って楽しいですよね。そのあとは少し導入練習。外に出ますと、良いところに美しい月が!自分で作った望遠鏡で天体観測するっていうのは本当に嬉しいことだと思います。木星も土星もそろっていて、子どもも大人もみんなでわいわい盛り上がりました。

続いて真理子さん(共同代表高橋真理子)のお話は、私たち一人ひとりと命のリレーのところから。太陽系や天の川銀河のことを知り、自分が宇宙の中にいることを感じます。 ただ話を聞いているだけでなく、お客さんが拍手で参加する場面もありました。

そしてお待ちかねの観望会。望遠鏡を4台だして月と土星を見ました。やはり土星はその魅力的な環で人を惹きつけます。「見えた見えた~!」「土星の環ってほんとにあるんですねー」、と。私が担当したところでは月を両目で見ることができるようになっていて、クレーターの立体感に、皆さん感動していました。空が広く晴れていて、まりこさんの星空解説もありました。私自身、久しぶりに野外で星をみて、改めて星座の大きさを実感。観望会の時間が終わっても残っている人がいるくらい、良い観望会になりました。

中には、遠方からタクシーを使ってきてくださった方も! お越しくださったみなさん、ありがとうございました。