8月24日(金)、多摩市永山児童館主催の「天体望遠鏡で惑星を見よう!」を、
星つむぎの村としてお手伝いさせていただきました。
参加メンバーは、植村家族、水野、松岡です。植村がレポートします。

永山児童館では、この夏、イベントの度に台風がやってくる!という状況だったので、
「この観望会だけは絶対やりたい~!土星のわっかを子どもたちに見せた~い!」と気合を入れてくれていました。
「台風なんてふきとばせ!やるぞ天体観測!」という看板まで作ってくださいました。
児童館に来ていた子どもたちと一緒にみんなで息をフーフーしてくれたそうです。

その甲斐あって、開催日の朝には雨はやんで、快晴とはいかなかったものの、
雲の合間から星たちがキラキラと輝き、無事に開催!!することができました。

参加者は、50名以上、わいわいとても楽しい雰囲気で、行うことができました。

オープニングとエンディングには、この春移動された職員の方も駆けつけてくれて、
ギターとカホンで生演奏!が行われ、『星つむぎの歌』も歌わせていただきました♪
永山児童館も、利用者のみなさんも、本当に温かい方ばかりです。

星空の方は、
さそり座などお誕生日星座と惑星たちの連なる黄道付近は雲がかかり、
惑星も雲に見え隠れを繰り返していました。

それでも、望遠鏡では木星、土星、火星、月、と、白鳥座のくちばしの星アルビレオを、

肉眼では夏の大三角と北斗七星と北極星、アルクトゥールスを楽しむことができました。

会場となった廃校の校庭には、ブルーシートを敷いてもらって、
ゴロンと寝ころんで星空を眺める子どもたちや家族がたくさんいました。

村人の水野さんが持参してくださった歴史ある望遠鏡は、土星担当。
惑星の中でもなぜか土星のあたりの雲がはれずにやきもきしましたが、みんなの思いが通じたのか、
みなさんに見ていただくことができました。

「土星って、図鑑で見ると、シュッ!としている感じですけど、望遠鏡でのぞくと、
なんだか浮輪を抱えているみたいで、かわいいですね~♪」
とお話しくださるかたもいました。

以前やった星のイベント以来、星好きになったという小学校一年生の女の子は、
1等星図鑑を持ってきていて、暗くて見えな~い!と言いつつ(笑)、
あれが「ベガで・・・・」と言えば、「図鑑に載ってる!!知ってる!!」
「あれがアルクトゥールスで・・・」と言えば「知ってる!!載ってる!!あれがそうなの!?」
と言いながら、にっこにこで、星の話を聞かせてくれました。

児童館スタッフの皆さんからは、ぜひまた違う季節にやりましょう!とおっしゃっていただきました。
児童館内での星のイベントは何回かやらせてもらっていましたが、児童館から離れた会場での開催は初めてでした。
安全管理などなかなか大変な中で、こうやってまた声をかけてもらえるのはとても嬉しいことです。
ぜひまた開催したいと思います!!

児童館の皆さん、参加くださった皆さん、協力してくれた村のみなさん、ありがとうございました!

写真撮影は、村人の松岡さんです。急遽駆けつけてくださいました!