12月2日、紅葉に染まる森の中にある「ベルナール・ビュフェ美術館」(静岡県長泉町)でプラネタリウムとワークショップを行いました。 星つむぎの村の、跡部、高橋、星野、鈴木、露木の5名でお邪魔しました。レポートは星野です。

事前に準備をしてくださった美術館スタッフの方々のお陰で、全4回のプラネタリウムはキャンセル待ちが出るほどの大盛況。 ワークショップは、じゅんかさんのポップアップカードのプラネタリウム、大人もびっくりの地球ごま、思い出も残せる星座カード、更に村人の思いが詰まった小物類やカレンダーの販売など盛りだくさんです。 美術館ということもあるのか、以外にも時間や手間のかかるポップアップカードが一番人気でした。プラネタリウムは、かなり小さい子どもたちがたくさん入っていましたが、アンケートからも、子どもたちや赤ちゃんでさえも集中して楽しんでみていたことに、大人の方が驚いていた様子がわかります。

私自身も今まで病院プラネしか経験した事がなかったので、普段と違うリラックスした雰囲気の中、プラネやワークショップで子供たちとの触れ合いを純粋に楽しむ事ができました。 やっぱり病院プラネではある程度の緊張感を持って、感動ばかりではなく毎回色々な感情を抱えながら帰途に着くのです。

そんな穏やかな雰囲気の中でも私たちの活動に興味を持って下さる方がいました。 「わが町でもやりたい」という近隣の方がいたり、山梨ご出身で、子どもの頃の夢が天文学者だったという神奈川在住の男性がいらしたり。その方は子どもの頃長期入院しておられたを経験があり病院プラネの事にとても関心を持ってくださっていました。 こうした地域での催しの参加などで活動を知ってもらい、また新しい出会いに繋がっていく。 こうやって星つむぎの輪が広がっていくのだなぁとしみじみ感じました。

最後に今回のベルナール・ビュフェ美術館の方々には素晴らしいおもてなしをしていただいて、さすが美意識が高い!と感激しました。 活動に参加していつも思う事は、普段の生活では経験出来ない事がいっぱいあって、ありがたく、そして本当に村人になって良かったと思うのです。