明けましておめでとうございます。2020年(令和2年)のはじまりに、村通信は記念すべき第50号を迎えました。
編集の仲道さん、いつもありがとうございます。(今月は代打の跡部です)

新年最初の満月は「小正月」の言われでもあります。(1月15日に固定されていることが多いが)どんど焼きをしたり、獅子舞をしたり。やまなしでは、「おやなぎ」という飾りを作って神様が下りてくる目印にします。
みなさんの地域では、どんな風習がありますか?

2010年1月10日 甲府市塚原にて(跡部浩一)

 

<星空俳句>

オリオン座の右肩の星ベテルギウス、このところ暗くなっていますね。
アメリカのビラノバ大学の観測では半年ぐらい前から暗くなりはじめ、以前は全天で9番目に明るかったのに今は23番目に下がったとか。
するともう1等星じゃないですね。確かに左肩のベラトリクスと肩を並べるくらいの明るさです。もしかすると、超新星爆発の前兆かも。

狩人(オリオン)も 末期(まつご)の叫び 去年今年(こぞことし)

‘19.12.29(青りんご こと 斉藤泰文)

 

「がんばれベテルギウス」2019年12月28日 スターラウンド八ヶ岳にて 撮影:ふれあいPhoto

===========目次===========

  • 新年のごあいさつ~共同代表より
  • 今月の星空紹介
  • 宇宙小話
  • 村人だより -村人登場!-
  • 星つむぎの村 活動スケジュール

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1.新年のごあいさつ~共同代表より
元旦から、もう10日も経ってしまいましたが、明けましておめでとうございます。
今年もどうぞよろしくお願いします。
法人化から3回目の新年です。全国各地にいる村人は150人になりました。

「すべての人に星空を」

その想いに共感してくださる方々の居場所、それが星つむぎの村です。職場でも家庭でもないサードプレイス。
ここでは、すべての人の存在が認められ、互いが支え合う。
その一人ひとりをつないでくれるのが星の輝き。
今年も、みんなで一緒に星を見上げて、「幸せ」という方向に近づきたいと思っています。
今年のめあて
☆「病院がプラネタリム」を担うチーム(地域支部)を立ち上げる。
☆「村人企画」のイベントのさらなる展開。
☆「フライングプラネタリウム」の本格実施により、病院プラネでも届かなかった方にも、個別に星空を届けられるように。(在宅療養の方など)
☆星クリエイトや星グッズや星ワークの開発や新展開。
☆Webサイトやコミュニケーションツールを工夫し、村人の交流や主体的な参加の機会をふやしていく。

さらに、実際の存在としての村になるべく、その最初の一歩を踏み出したいと思っています。

今年も、星に導かれて、行くべき道を進んで行きたいと思います。
これまで出会ったみなさんと一緒に。
これから出会うみなさんと一緒に。
星つむぎの村共同代表 高橋真理子 跡部浩一

 

1.今月の星空紹介

あけましておめでとうございます。みなさんはどこで新年を迎えましたか?
私は和歌山県の潮岬へ行きました。
今回は、潮岬で見た星空についてのお話です。

紀伊半島南端の潮岬では、どの方向を見ても光害がなく、満天の星が見られます。
また、私が暮らす富山県より3°以上も緯度が低く、いつもと違う星空を見せてくれます。
現在、真夜中にはオリオン座が高く上がります。最近は、右肩のベテルギウスの減光が話題になっています。
左肩のベラトリックスと同じくらいの明るさにも見えます。
明るさは元に戻るのでしょうか。
あるいはこのまま暗くなり続けるのでしょうか。それとも超新星爆発?

真南の方向、海より少し上に、カノープスという一等星が浮かびます。
カノープスには、見た人が長寿になるという言い伝えがあります。
北緯37.3°より北では、カノープスは南中時も地平線下となります。
富山県は、北緯36°台ですが、山々に阻まれるため、見ることは難しいのです。
緯度が低く南側が海となる潮岬は好条件です。
周囲に明るい星がなく、ポツンと浮かぶカノープスは、まるで海を照らす灯台のようでした。

星空は、いつも同じようで、少し違っています。
その時、その場所での星空は、ほかでは見られず、一期一会なのです。
次はどんな星空に出会えるのでしょうか。(野寺 凛)

 

2.宇宙小話

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〇投稿者プロフィール(Keiさん)
氏名:田中敬吉(Kei)
住居地:長野県松本市
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 「一人で見る夢はただの夢。みんなで見る夢は実現します。」
これはビートルズという英国のロックバンドのメンバー、ジョン・レノンとその妻オノ・ヨーコからのメッセージです。

2019年を振り返ると、話題になったラグビーワールドカップがまさにそうで、世界の8強入りという夢を仲間と共有することで従来にない厳しく苦しいトレーニングを乗り越え、実現したのでした。

天文では、はやぶさ2のJAXAプロジェクトチームが様々な困難を乗り越えて小惑星「りゅうぐう」にタッチダウンしました。
いくつもの想定外の事態に直面しましたが、「参加したメンバー(約500名)全員が、そのミッションに共感したことが成功の最大の鍵だった」と吉川真ミッションマネージャーが語っています。
夢を目標・使命と具体化していったのですね。

また、地球サイズの仮想的望遠鏡を作り上げるイベント・ホライズン・テレスコープ(EHT)という壮大な国際プロジェクトが、ブラックホールを撮影し、その存在を確かめることに成功しました。

このプロジェクトは世界各国から約200名のメンバーが結集。お互いに信頼し、協力しあって一つにならないと成立しないものでした。
言葉や文化の違い、考え方や意見の違い、言葉や時差の違い等々の困難で時に空中分解しそうになりながらも、なんとか乗り越えて実現しました。
それができたのは『「ブラックホールを見たい!」という一心がみんなの心にあったから』『同じ夢を見るから』と、プロジェクトリーダーで国立天文台水沢VLBI観測所所長の本間希樹さんが語っています。

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★【下記をクリックしていただくとブラックホール撮影秘話が2/24までナマで聴けます。

(冒頭から11分辺りのところから3分間ほどのところです。】

https://www.nhk.or.jp/radio/player/ondemand.html?p=2039_00_88567

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そしてそして大府・横浜・柏崎で「みんなでプラネタリウム」が実現。
開催後、各プロジェクトを主催した仲間の言葉は感謝に溢れていましたが、それだけに実現までのプロセスは実に様々な困難に溢れていたことと拝察します。
これも一人の頭に浮かんだ素敵な「夢」を「願い」に、そして「願い」を「目標」へと明確化していく中で村人達がつながり、核ができ、多くの人が集まり、実現したのですよね。

今年はオリンピックイヤー。多くの選手達が星を、夢を、願いに、そして願いを目標にして一心に努力しています。
希望の星を追い求める彼・彼女らに励まされ、私も星つむぎの村の仲間達とともに同じ星を見上げ、夢を目標に具体化してチャレンジしよう、「夢見る力」を発揮しようと思う年始めです。

Kei (田中 敬吉)

おまけ:
ブラックホール撮影でご紹介したNHKラジオの無料アーカイブ「らじる★らじる」の「子供科学電話相談」では放送済みの番組をいつでも聴くことができます。
この番組は小学生以下の子供達からの実に素朴な質問に対し、専門家が子供にわかるように専門用語を使わずにタジタジしながらなんとか答えるものです。
天文・宇宙に関する質問もよく飛び出しますので、プラネや星空解説の際に役立つことがきっとあります。ご参考まで~。
https://www4.nhk.or.jp/kodomoq/

https://www.nhk.or.jp/radio/kodomoqmagazine/

 

3.村人だより -村人登場!-

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〇投稿者プロフィール(山田さん)
氏名:山田ひとみ
居住地:栃木県栃木市
自治医大で装飾のボランティアをしています。
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2019年、息子達2人、続けて結婚式を挙げました。

長男の式ではプラネタリウムを上映していただきました。医療従事者も多数いたのですが、なにせミーハー集団、騒がしいこと半端ない。
でも、星空と真理子さんの言葉にだんだん会場が静まり返っていきました。この広い宇宙の中の奇跡の星 地球に生まれ、出会えたことの奇跡、感謝、生きていることへの喜びを感じてくれたのかな?
ため息と「良かったね」の声があちこちから聞こえてきました。
真理子さん跡部さん本当にありがとうございました。

最近考えていること。

自治医大栃木こども医療センターに「たまご広場」というスペースがあります。
名前の通りたまごが3つ。こどもたちが登りたくなるくらい大きな、ハニーオニキスという乳白色の石でできたたまごです。
中国で掘り出され、日本に運ばれ、たまごの形に成形されました。この石も地球で生まれ歳を重ねています。
何10万年?何100万年?「この石と比べたら人の一生なんておとなもこどもも大差ないよ」と製作者は言います。
石だから言葉も発せず動かず、ただそこにいます。
深刻な病気を抱えたこども達とその家族、いつも忙しそうなスタッフ、みんなの声や思いを受け取って、癒してくれることを願ってそこに設置されました。

この石が意思を持ったら面白いかも!(山田ひとみ)

 

4.星つむぎの村 活動スケジュール

☆12月7日(土)から、スターラウンド八ヶ岳ウィンターシーズンがはじまっています。
2月末まで毎週土曜日開催。特に21日(土)からは、サンメドウズ清里というスキー場で、1900mまであがって、スキー場の灯りがライトダウン。
ホンモノの満天の星空が広がる素晴らしい時間です。
ぜひ下記からアクセスを。
https://star-yatsugatake.com/

☆1月11日(土)9時~ あいサポートとっとりフォーラム20
https://www.mominokifukushikai.jp/news/60
500人ぐらいの方が集まる大きなフォーラムだそうです。その「ど頭」で高橋の講演があります。

☆1月18(土)、19日(日) 星つむぎの村合宿2020
「村人」向けの合宿です。村人へはメーリングリストでお伝えしています。
場所は「あおぞら共和国」です。

1月25日(土) 多摩市永山児童館プラネタリウム(村人企画)
「SORATOMO プラネタリウムドームで星をみよう」

2017年からスタートした多摩市永山児童館での星イベントに、ついにドームがやってきます。
幼児~小学生親子中心に、地域の皆さんと星を見上げます。
お誕生日の星空カードのワークも行います。
投影は、あいプラネットの野田祥代さんです。
興味がある方は植村あゆみkasaiayumi@gmail.comまでご連絡ください。


☆1月25日(土) 暮らしの保健室 晴ればれ プラネタリウム

時間: 未定(決まり次第、サイトでお知らせします)
場所: 暮らしの保健室 晴ればれ https://kurashi8080kofu.com/

☆2月2日(日) ツナガルなみきっ子スクエア Space Fantasy LIVE +プラネタリウム番組

毎年呼んでいただいている福岡市東区にあるなみきスクエアの大練習室の天井に星空と宇宙をだしながら、Space Fantasy LIVE with 小林真人。
加えて、真人さんと一緒につくったプラネ番組「オーロラストーリー」&「眠れなくなる宇宙の話」(大阪市立科学館の番組)を上映します。
たくさんのお店もわいわい登場するそうです。詳細、サイトにアップします。

 

☆2月11日(火、祝) Space Fantasy LIVE in 筑紫野文化会館

9月に台風で中止せざるをえなかった公演のリベンジです!!
詳細またサイトにアップします。

☆2月14日(金)~16日(日) 第12回つなぐ人フォーラム

毎年、素晴らしいつながりが生まれる「つなぐ人フォーラム」。自分の想いと他者の想いがつながる。自分の想いと社会がつながる・・と感じられるようなフォーラムです。高橋がこのフォーラムの共同代表をつとめています。ぜひふるってご参加ください。
http://www.keep.or.jp/about/kankyo/forum/

 

2月23日(日)キャリングプラネタリウム&ワークショップ イン 桂川ウェルネスパーク(山梨県大月市)

詳細追ってサイトにアップします。

☆3月8日(日) Space Fantasy LIVE +

常陸太田市パルティホール
2年前にも呼んでいたパルティホール。企画者は、ご自身も星を伝える活動をしている遊星寿々さん。今回は、かれも舞台に登場する「+(プラス)」です。

https://www.hitachiota-palty.jp/organize/detail.php?key=32_1576747241&id=3449&r=1

 

他、病院がプラネタリウムなども含むすべての予定については、
http://hoshitsumugi.main.jp/planetarium/#calendar
をご覧ください。また、一般向けのイベント詳細については、星つむぎの村サイトのニュース&イベント情報 http://hoshitsumugi.main.jp/ に、随時アップしていきます。

(高橋真理子)

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★星つむぎの村の最近の活動報告はこちらから!

〇星つむぎの村ウェブサイト     http://hoshitsumugi.main.jp/

〇星つむぎの村facebook https://www.facebook.com/hoshitsumuginomura/

〇星つむぎの村のプラネタリウム http://hoshitsumugi.main.jp/planetarium

〇病院がプラネタリウムfacebook        https://www.facebook.com/hospitalplanetarium/

〇スターラウンド八ヶ岳Webサイト https://star-yatsugatake.com/

 

◆お願い

村通信に写真、絵などを掲載したいと思っています。

星関係はもちろんですが、関係なくともこころに響いたり、ほっとするものでOKです。
是非投稿ください!
news@hoshitsumugi.main.jp