2018年年が明けてまもない6-8日、星つむぎの村合宿をネオオリエンタルリゾート八ヶ岳セミナーハウス(星の郷ミュージアム)にて開催しました。参加者は総勢23名。20代から(1、4歳もいましたが)、70代までの幅広い年齢層です。
全体スケジュール:
1日目
13:00~15:30 全体会
17:00~19:00 スターオーシャン八ヶ岳ウィンタークルーズ参加
19:30~20:30 夕食
21:00~22:00 駐車場で星見
22:30~23:00 温泉
to be continued・・
2日目
7:00~    日の出(ダイヤモンド茅が岳)観望
7:30~    朝食
9:00~12:00 場を見守るリスクマネジメント(講師 プラムネット株式会社 渡辺直史)
12:00~13:00 昼食
13:00~18:00 宙を語るスキルアップ
19:00~20:00 夕食
20:00~    スペースエンジン、観望会、などなど
to be continued・・

3日目
8:00~     朝食
9:30~12:30  全体会

<1日目全体会>
初日6日13時、八ヶ岳の泉郷セミナーハウスには、続々と村人が集まってきました。地元山梨から、東京から、北陸から、関西から、、、1年ぶりの再会もあり、初顔合わせもあり、ワクワク笑顔でのスタートとなりました。

自己紹介の後に、最初のワークへ。
「星を見上げてのHappy体験」と「自分がプラネや観望会等を通して誰かに伝えたいこと、やってみたいこと」をそれぞれ出し合い、みんなで共有しました。
この時使用したのが「えんたくん」という直径1m程の段ボールの板。4,5人で囲んで膝の上に乗せるとちゃぶ台のようになり、メモを取ることもできるし、コミュニケーションを取るにも絶妙な距離感なのです。

「星を見上げてのHappy体験」は、20人弱で101個にもなりました。
満天の星空や流れ星を見た時のこと、プラネタリウムや観望会でお客さんに感動してもらえた時のこと、星を通じて一体感を感じたときのことが多く上がっていました。私が印象に残ったのは、アラスカでの人工物がない中での星空体験の話で、どんな星空が広がり、どんな時間が流れ、どんな気持ちになるのだろうかと想像が膨らみました。

「自分がプラネや観望会等を通して誰かに伝えたいこと、やってみたいこと」も58個も集まりました。
伝えたいことには、星つむぎの村が目指す「星を介して人と人をつなぐ」につながる、「空はつながっている。離れていても同じ星を見上げることができる。みんなつながっている。一人じゃないよ。」というエッセンスの込められたものが多くありました。また、都会の真ん中でも星は見える、ライトダウンしたら天の川が見える、自分の住むまちの星空のよさにも気付いてほしいね、など、「もっと星を見ようよ!」という呼びかけも多くありました。それぞれが大切にしている想いが感じられるものばかり、そして重なる想いが多くあって、村人の一体感が増した気がしました。

この二つのワークが、プラネタリウムや観望会などで星や宇宙を語る材料となり、二日目の「宙を語るスキルアップ講座」につながっていきました。(1日目全体会 文責・植村あゆみ)

<スターオーシャン八ヶ岳&その後の観望会>

スターオーシャン八ヶ岳ウィンタークルーズに全員で参加しました。標高1900mのスキー場サンメドウズで地球ゴマづくり、高橋さんのお話、そして観望会です。リフトに乗る時には雪が降っていて、空も含めて真っ白な世界。ライトダウンするまで雲だらけでした。ところが、そんな空にみんなが心の目で星を見始めたころ、少しずつ雲に切れ間が!雲の流れを示すようにあっちが晴れたり、今度はこっちが晴れたりしてきたのです。そうやって切れ間を追いかけながら高橋さんの解説を聞きます。となりの人と肩をくっつけ、みんなで同じところを見ているなぁと感じられた時間でした。

そしてそして泉郷に戻り、ご飯の後の観望会!さっきまでの雲が嘘のような満天の星空です。望遠鏡を出し、カメラをセットし、双眼鏡を持ち、地面に寝ころび、みんなでわいわいする最高の時間でした。すごい流れ星を見て、星座探しをして、たくさんの星雲・星団を見て、神秘的な月の出も見て。そんな盛りだくさんの感動を村のみなさんと。その空間が本当に楽しくて、そこに私がこと居るということが嬉しくて、とても元気になりました。空気は澄んで、吐く息は白く、手は冷たいのにほっくり暖かい場所。

やっぱり星つむぎの村が大好きです。(スターオーシャン&観望会 倉知朝希)

 

飛び入り参加でいらした川合慶一さんの対空双眼鏡で、ものすごいたくさんの天体を見せてもらいました!