フライングプラネタリウムは、インターネットのライブ配信のプラネタリウムです。
3月は「キャンペーン」にお申込みいただいた方々への投影が8回ほどあります。
以下、体験された関口さんがレポートしてくださいました。
 
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全国的に休校が始まった3月2日、
我が家に星空がやってきました。
 
息子は大田原症候群という病気を持っており、
重症心身障害があります。
お家でプラネタリウムを体験できるとのことで
すぐにご連絡を取らせていただきました。
 
本当は息子の支援学校のクラスのお友達みんなお招きして
ぎゅうぎゅうになって眺めたかったのですが、
新型コロナウィルスの感染を考慮し
ごく近所のお友達だけの小さな集まりになりました。
 
お友達のお家を行き来する機会の少ない子供たち。
まして夜に集まるなんてワクワクです。
めいめい好きなポーズで横になり開始を待ちました。
天井にみんなの名前を発見!
いざ宇宙へ!!
 
子供たちそれぞれに問いかけてくださったり
星座の解説をしてくださったり、
みんないっぱいに広がった星空に見入っています。
 
ダイナミックに動く映像に
まるで自分も本当に宇宙旅行をしているようです。
あまりに臨場感がありすぎて怖がっちゃう声も。
 
ふだんは映像をじっと見ることの少ない息子ですが、
しっかり目を開けて天井いっぱいの星空を楽しんでいました。
 
ママたちも星空と音楽に癒され
とてもリラックスすることができました。
 
外出の難しい子供たちに
外の世界、いやいや地球の外の世界の宇宙を
存分に体験させていただきありがとうございました。
いつか本物の満天の星空を息子たちと見てみたいなと思います。