7月17日(水) 山梨県立あけぼの支援学校とお隣にある県立あけぼの医療福祉センターにお伺いしました。支援学校は4年目、センターは久しぶりでしたが、こちらも4回目の訪問です。 去年、全国でオンエアされた「日本のチカラ 出張!プラネタリウム~星と人をつなぐ宙先案内人」、今年5月に山梨県内でオンエアされた1時間特番でも、あけぼのの子どもたちの素晴らしい表情やコメントに、多くの人たちが心動かされました。 星つむぎの村にとっても、とても大切な「ホームグラウンド」です。今は、その子どもたちの数人の様子が、星つむぎの村プラネタリウムのリーフレットにも掲載されています。
村スタッフは、高橋、跡部の2名。今回は音楽室での天井投影5回、加えて、学校に来られなかった子たちがいる医療福祉センターで天井投影1回行いました。 今回の学校での投影のスペシャルは、なんと、校長先生が、ギターをひいて、みんなで「星つむぎの歌」を歌うというものでした。そして、この曲の冒頭にある、「シャラララ~」というチャイムを、その回の誰かが担うのです。その名も「ぜっこうちょうバンド」。こうちょう先生のバンドなので。 もうすっかり顔なじみになった子たちもたくさんいて、彼らのこの1年での成長も感じます。  高等部の男子生徒さん、「泣いちゃったよー」というとても心開かれる感想。今年からこの学校にはいったある男子生徒さんは、宇宙や星が好きで、「たまたま」手にとった、高橋の著書「人はなぜ星を見上げるのか」を読了し、なんと読書感想文を書いてくれました。そしたら、高橋が、プラネをしにやってくるというので、びっくり! したそうです。 そして、その読書感想文をくださいました。とても嬉しいプレゼントでした。 また、毎年、各学年で、いろんな手作りプレゼントをつくって待っていてくれます。そのプレゼントが紙袋いっぱいになって帰ってきます。
今回、医療センターで行ったのは、いつもだったら学校にいるAちゃんが、今学期は体調のことがあって学校にいける回数がとても少なくなっていることが一つのきっかけでした。 Aちゃんは、実は一番最初にセンターにお伺いした2015年のときからのおつきあい。言葉はしゃべらないけど、彼女の豊かな体の表現は、周囲を笑顔にします。最初のプラネをみたとき一緒に写真をとって、その写真をずっとそばにおいていてくれたため、2回目にいったときには、車で到着したところまで飛び出してきたぐらいに、プラネタリウムを心待ちしてくれてました。 今回は、こと、学校にいけてないこともあって、いつも以上に待っていてくれたと思います。センターのほかのみんなと一緒に、看板制作もしてくれました。 彼女自身の表現のために、星やプラネタリウムが何かできないかなと考えています。
「あけぼの」で、これだけの歓迎を受けられるのは、ずっと担当してくれている五味先生のお力添えがとても大きいです。もちろんほかの先生やスタッフのみなさまも。あらためて感謝いたします。また次回楽しみにしています!