11月23日(土)、滋賀県彦根市にある「多機能型重症児者等デイサービスふぁみりぃ」さんのイベントとして、市内の障害者福祉センターにお伺いしました。病院がプラネタリウムとしては、滋賀初!です。 星つむぎの村のスタッフは、高橋、跡部、藤原夫妻です。
 「首をながーくして待っていました!」とふぁみりい所長の柴田さん。数年前に見つけてくださって以来、絶対よびたい、と思ってくださっていたのだそうです。
 7mドーム3回投影に加え、星座カードづくりもおこないました。利用者さんである子どもたちときょうだいさん、ご家族の交流の場でもあり、おでんやクレープを囲みながらのおしゃべり場所、毎日がんばるご家族のためのアロマの部屋も。そして参加者のみなさんには、素敵な星空デザインのチケットが配られていました。
  バギーにのったりしている子どもたちは、全部で12名だったので、全員のお名前とお誕生日星座をお聞きしながらはじめました。おうし座のSくんとご家族は、午前をご覧になったあと、午後もともう1回。入る前にはおやすみ中だったRちゃんは、途中途中で目を覚ましては星をつかもうと。暗いところが怖いSくんは、お母さんに抱きついてずっと泣いていたけど、たくさんの星座がでるとき、地球が見えるとき、ふと泣き止んでじーっと見ている様子もありました。火星がせまってきてちょっと泣いちゃった、でも、それはいろんなことを感じている証拠かな。
 星座カードは、きょうだいさんたちがとても集中して自分の分、きょうだいの分をつくっている、ほほえましい時間でした。
 お昼の時間には、私たちにお弁当以外に、今日の参加者のみなさんのためにつくられた、おいしいおでんや、クレープ、ワッフルなどなどふるまわれ、「ふぁみりい」の名前の通り、大きな家族のような温かい空間でした。
 少なくとも2年に1回はぜひきてほしい!とおっしゃっていただきました。柴田さん、みなさん、ありがとうございました。