星つむぎの村チームとして、兵庫県立のじぎく特別支援学校で「星つむぎライブ」をしてきました。
その経緯はロングストーリーすぎて全部はかけませんが、この特別支援学校とつながったのは、ここに勤務されている定行先生が、2009年に別の学校にいらしたときに、星つむぎの歌絵本が発売されて間もないときに、その絵本を、本屋さんで手にとってくれたところから。その年、この絵本をもとに、学校の文化祭で、支援学校の生徒たちが素晴らしい劇を行いました。定行先生との交流はなにかと続き、定行年前ほどに、先生ご自身の身にとても悲しいことがおきたことを知って、高橋真理子が、「病院がプラネタリウム」をはじめたころでもあったので、学校でspace fantasy liveをやらせてくれということでお願いをしたのでした。ピアニストの小林真人さんとともに。そのライブで、数名の生徒にすごく大きなインパクトがあり、その変化と成長を先生とともに見守ってきました。その1か月後に、甲府の文化ホールで開かれた小林真人ピアノリサイタルに、定行先生はきてくれました。
学校訪問2回目は、移動プラネタリウムをもって。その生徒さんが住処としている施設と、学校とどちらも行きました。そのときの移動プラネタリウムでも、自閉症の子が、せまりくる地球をみて、「いのちだ」と言ったり、すごーく目をつりあげて他の子に怒っていた子が、ニコニコになってでてきたり、定行先生は、「プラネタリウムのドームはまるで、星つむぎの歌絵本のオルゴールみたい」と言いました。ああ、ほんとうにそうだ、としみじみしました。
そして3回目の今回。その原点である「星つむぎライブ」ができました。覚 和歌子さんと、丸尾めぐみさん、高橋真理子のチームです。星の話+「星つむぎの歌」絵本リーディングライブ、最後の「星つむぎの歌」では、みんなが練習を続けてきてくれた合唱で。そのあと、生徒たちからのプレゼントで、今度は、星つむぎの歌の合奏を。そのとき指揮をしたのが、自閉症の男子生徒だったのですが、それに痛く感動しました。写真は、その合奏を披露してもらって私たち3名が正面から見ているところ。さらに、最後、アンコールがあって、覚さんの「いつも何度でも」が披露されました。
終わったあと、なんども握手とありがとうございました、を求めてくれる生徒たち。ラブレターを送るから、と約束してくれたKくんも。のじぎく支援学校は、先生たちの想いが、「私たちは生徒たちのおかげで元気をもらっている」という一点にすごく共有されている学校であることが、肌でわかります。
「星つむぎの歌」という一つのプロジェクトが生み出した幸せは、どこまでも続いていってます。

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