7月5日(金)、東京都立川市にある生活介護支援事業所マンボウさんにお伺いしました。
メンバーは、野田、黒井、ゆかこの3名。天井投影を1回実施しました。
30名ほどの利用者さんとスタッフの方々、合計40名ほどに観ていただきました。

[ゆかこレポート] この日は床に寝転んだり、ベッド上や車いすをリクライニングにしたりして鑑賞されました。
上映中、一生懸命、天井の星ぼしに見入っている姿が、暗闇の中わずかな明かるさの中からわかりました。
終了直後、「えー!]と言う声。私はそれを「えー!、もう終わっちゃったの。」を言う意味だと、勝手ながら思ってしまいました。

明るくなった室内には、笑顔の利用者の方々のお顔が見られ「楽しかった」と、何人もの方々から言っていただきました。嬉しかったです。

また、スタッフの方々も、「よかった」「感動した」「涙が出そうだった」などと言ってくださいました。
日頃忙しいスタッフの方々の癒しにもなることができていたら、更に嬉しいです。

また、マンボウさんに飾ってある利用者の方々の創作した作品のすばらしさには、目を見張りました。
紙を小さくちぎって、トトロや毎月のカレンダーをみごとに作られていました。
そして、なによりも、アルミホイルを細かくちぎって、星つむぎの村の看板をとても見事に作ってくださっていたのには、感動しました。
利用者の方やスタッフの方が、今日のこの会をとても心待ちに、かつ良いよいものにしようと思っていてくださったのが、伝わってきて、胸が熱くなりました。
窓の遮光も一週間前から始めてくださっていたとか。頭が下がります。

本当にありがとうざいました。またお会いできたらと、心から思います。

 

[黒井レポート] 会場が暗ければ暗いほど、闇にみんなも、自分の姿、形も隠れてしまう。
自分の姿が見えない。
星の光だけが見える。
星を見て感じることとそれぞれが自分と向き合っていく時間になるんだなと思いました。

プラネタリウムを通じて、一緒に見ながら、自分のことを自分で気づいていくのがなにより。
星からもらえるメッセージで、私自身も勇気づけられていく。
たぶん初めてのこと、まったく星からのメッセージが、届かない人もいるだろう。
それでも、祥代さんは伝え続ける、
私も場を温め続ける。
ゆかこさんも話しかける…。
繰り返し繰り返し、色々な方向から同じことを伝え続けることがとても大事じゃないかなと…。
「あったー」が口癖の方がいた。
「火星には山があります。」
「あったー!!」
「谷もあります。」
「あったー!!」
こんな絶妙なタイミングで合いの手が入る。
声が出ても、泣いても、寝ても、星の見方は自由。
縛られない感覚が本当に気持ちよかった。
また星を見上げましょうね。ありがとうございました。