8月9日(金)、会津稽古堂ホールにて、「口笛プラネタリウムコンサート」が開催されました。「野口英世記念ふくしま国際音楽祭」の一環です。
出演は、口笛世界チャンピオンの柴田晶子さん、ピアノの長尾有紀さん、オルゴールの宮本由利子さんと、高橋真理子。この組み合わせでの本番はまだ3回目です。
柴田さんの口笛は圧巻。そして長尾さんの選曲や宮本さんのオルゴールアレンジも絶妙。星空や宇宙、オーロラ、ほんとうに天から聞こえてくるかのような響きです。今回は、会津ということで、会津スペシャルプログラムも多々ありました。会津ゆかりの中田喜直氏の「夏の思い出」「おかあさん」「小さい秋みつけた」などの曲にあわせて、齋正機さんの描く、とてもやわらかい会津の風景を。
平日にもかかわらず、2回公演あわせて、200名以上のお客様。みなさん、お帰りの際に、口々に素晴らしかった、感動した、との声をいただきました。
なかには、福島の沿岸部にいらして、あの震災の日のおそろしいばかりの満天の星空をご覧になっていて、そのことを思い出した、と声をかけてくださった方も。
会津やそれぞれのふるさとを思い、それを広大な宇宙の中で位置づける、そんな時間になったのではないかと思います。
1日しかやらないのは、あまりにもったいない。またぜひ来年も!と言っていただいています。ご縁あらばと願います。