8月4日、千葉県野田市の七夕まつり会場でスクリーンプラネタリウムを投影しました。呼んでくださったのは、野田青年会議所の青少年育成委員会のみなさん。子どもたちに七夕の意味を伝えたいという熱い想いを受け、これまでほとんど例がない野外での投影にチャレンジしました。
 会場は、普段は有料駐車場として使われているスペース。こちらから送った布スクリーンを角材で作った枠に張ってきれいな大型スクリーンを設置してくださっていました。さすが、JCの底力。
 

 

 

 

 

 

 

 周辺は夜店が並び、お祭りのお客さんがたくさん。空は快晴で、この日の野田市の最高気温は33度。でも夕方からは風が出て、意外にも爽やかな環境の中、午後4時頃からテントの中でワークショップ。星座カードや地球ゴマ、ポップアップカードのプラネタリウムなどを楽しんでもらいました。


 

 

 

 午後7時過ぎたころから、西の空に月が輝きを増してきたのを望遠鏡で見ていただきました。その後、木星や土星も。みなさん、土星の輪に感動。ドミニカ共和国出身の陽気な4人組も望遠鏡を覗いては、ルナ!サトルノ!フピテル!と盛り上がり。お互いに、グラシアス、グラシアス。

 そして、7時45分からいよいよプラネタリウムのスタート。野田JC特製のスクリーンは横が6mもあるので迫力満点。音響も会場のPAにつないだので、ばっちり。そして、なによりスクリーンに映る星空の上に、実際の星が輝くという状態。「ここにある明るい星が木星です。それが実際の空では、ここにあります」と、ダブル解説。星つむぎの村の長いプラネタリウムの歴史の中でも初のシチュエーションでした。午後8時15分からの回と、2回投影で300名くらいの方が見てくださったと思います。
 地域のみなさんが作る、地域のお祭り。子どもたちの心に、ふるさとの思い出として刻まれたことと思います。青年会議所のみなさん、お疲れ様でした。