7月9日に岐阜県立可茂特別支援学校に伺いました。岐阜市民病院での「病院がプラネタリウム」の新聞記事をご覧になった特別支援学校の先生が「支援学校に来てもらいたい」と呼んでくださいました。村のスタッフは、永友(愛知)・野寺(富山)・跡部(山梨)の中部地方チームでした。永友・野寺も紙芝居を使ったセーフティトークデビュー。投影は跡部が担当。

 

 

 

 

 学校は、9年前に開校したばかりの新設校で、岐阜県内では児童・生徒数が一番多いのだそうです。すぐ隣を木曽川がとうとうと流れていました。新しい体育館は、明るくきれいで、なにより冷房がよく効きます。夏のエアドームは暑さが大敵。今日は、快適な環境で、みなさんに見てもらうことができました。

 投影は7mドームで、午前に3回、午後2回。小学部、中学部、高等部のみなさんと先生方、合わせて100人くらい。保護者の方も10人以上、いらしてくださいました。車いすやバギーのまま、また、そこから降りて銀マットの上で、それぞれのリラックスできる姿勢でプラネタリムの星空を見上げてもらいました。中には、今日に合わせて星や宇宙飛行士のデザインのTシャツを着てきてくれた生徒さんも。事前学習で、星や宇宙のことを学んでいたので、期待も大きく、ドームに入る前から興奮が抑えられない様子でした。

 やはり盛り上がりはライトダウンと火星投げ。みんな、歓声をあげたり両手を精一杯のばしたり。ドームを出るときの顔はみんなニコニコ。高等部の女子生徒が「とても楽しかった」と感想を言ってくれたり、「感動して涙がでそうでした」という宇宙大好き先生もいたり。熱血生徒指導の先生は野太い声で「こりゃあ、いい!」を連発。先生たちが、投影を盛り上げてくださったおかげで、とても楽しい時間になりました。