8月31日、鳥取県南部町でのイベントでキャリングプラネタリウムを行いました。

「鳥取県は星取県」のキャンペーンイベントをお手伝いして3年目。今年は、南部町で行われた星宙(ほしぞら)フェスタというイベントです。この日は、星つむぎの村のプラネタリウムは3か所同時開催となり、鳥取には跡部が一人で伺いました。

緑水園の研修センターに7mドームを設置。天井も壁も、ギリギリでしたが、お部屋のエアコンとスポットクーラーのおかげでドームの中も快適。投影は、生解説4回と番組「眠れない夜の月」3回の計7回。各回、30~40人くらいのお客さんに見ていただきました。でも、最終回はおそらく60人以上が入っていたかと。ギューギューの満員でした。

ライブの時間は、今夜見える星空から宇宙旅行へ。ライトダウンに火星投げにと、みんなで大盛り上がり。地球へ戻ってきた瞬間に、「もう一度行きたい!」という子どもの声に、ドーム内が笑いにつつまれました。「とてもよかったです」「他のプラネタリウムと違いますね」など、うれしい感想もたくさんいただきました。

 

ドームの外にいた、プロダクションのスタッフが、「ドームから出てくるお客さんの笑顔が印象的だった」と。投影している、こちらもとても楽しい時間でした。
外のグラウンドでは、望遠鏡メーカーのVixenや地元の方が望遠鏡を並べて観望会を実施。ちょうど、その時間だけ雲が切れて、夏の大三角などを見ることができたそうです。

イベントには全部で400人以上の方にお越しいただけたようで、主催された役場のみなさんも喜んでいました。
鳥取県が星取県になったのは、県内の全市町村から天の川を見ることができるから。そのことを、誇りに思い、その環境を守って行ってくださいとお伝えして、鳥取をあとにしました。