9月7日(土)、八ヶ岳の麓である清里の森(山梨県北杜市)にて、「星ふる森の音楽会」が開催されました。 主催は、Juny-a&園田涼、 スターラウンド八ヶ岳が共催として、星つむぎの村は協力として関わらせていただきました。
 Juny-a&園田涼のアルバム Moon は、星空の下で聞きたい音楽。 彼らのホンモノの星空の下でコンサートをしたい!という熱い想いを聞いた、三井さん@清里のペンションを経営、がこの野外コンサート実現のためにさまざまな設営準備を言ってに引き受けてくれました。
 スターラウンド八ヶ岳と星つむぎの村は、高橋のトークを彼らのコンサートの中でやらせてもらうこと、そして、「ボトルドスター」のワークショップをにないました。 星つむぎの村スタッフは、高橋、跡部、有泉、岡森、坂本(清里の森スタッフでもある)、小澤(木の里カフェのマスターであり、今回、カレーとハヤシライスを出店してくれました)。
 この「ボトルドスター」は、星つむぎの村の村人でもあるJunkaさん考案のもの。今回のイベントにあわせて、1年を通しての星空が描かれている、星空シートをの制作のみならず、今回限定のタグまで手作りでつくってくれました。 コンサート本番がはじまるのは18時30分。 ワークショップは15時30分から、としていました。 本番が始まる3時間も前にお客さまがいらっしゃるかしら・・と心配していましたが、なんと、それを目指していらしゃる方が、15時30分には、長蛇の列に! みなさん熱心に、ていねいにつくっていかれ、予定していた50個を超え60個分が、すべてはけてしまいました。 そして、「あー終わっちゃったんですね・・」とさびしそうにおっしゃる方も。。 
 星空シートは、ひたすら穴をあける作業なのですが、その中にも、さまざまなオリジナリティーがあらわれます。 こだわりのある方は、全体的にみて美しくなるように何度も、星の光り方を確かめながら作られていました。 
 その日の日中は、これでもか、というぐらいの快晴で、どこまでも気持ちのよい夏の高原。 残念ながら、コンサートがはじまる18時30分ごろには、かなり雲があがってきてしまって、星空見えず。 けれども、コンサート中には、400人以上ものお客さまが集まり、初秋の風を感じながら、どこまでも素敵な音楽を聴きながらの、贅沢な時間となりました。
 演奏の合間のMCが入るとき、雲間から月がみえはじめ、私たちがそでから「月!」とさけぶと、Juny-aさんが、ちょっとステージライトダウン、といって、すべての明かりを落としてくれました。 そのタイミングで、今度は、織姫や彦星やデネブや・・ 木星も、見えたり隠れたり。ある一瞬には、夏の大三角が見えて、ここが天の川ですよーとお話することもできました。 参加するみなさんの心が一つになった時間です。
 そして、高橋のトークのときには、森の音楽堂の壁面に映像をうつし、私たちの想像力で、満天の星をみよう、とお話をしました。
 Juny-aさんたちの音楽の素晴らしさはもちろんなのですが、「星ふる森の」というその場が、やはり特別感たっぷりで、みながその「ライブ感」を楽しんでおられたと思います。 次回こそは、満天の星空の下で! それは冬か!? などというお話もでています。  今後も続けていけたらいいな、と思います。
 熱い想いでこのイベントを実現されたJuny-aさん園田さん、すべてを一手に引き受けてくださった三井さんとそのお仲間のみなさん、素晴らしい音をつくってくれたRokuさんと岩田さん。場所の提供のみならず献身的にサポートしてくださった清里の森の坂本さん、おいしいカレーを提供してくださった小澤さん、遠路から地域からたくさんお越しくださったみなさま、ありがとうございました。