水曜日に開催を決めて、木曜日に広場の使用申請。そして、明くる金曜日に開催した「火星・木星・土星を見よう~わくわく惑星観望会」
折からのスーパーマーズフィーバーに加えて、山梨放送テレビが「本日開催!」の情報を放送してくださったこともあり、7時30分の開始前から家族連れを中心にぽつぽつと人が集まり始めました。
用意した望遠鏡は、いずれもVixenで、A70lf・A80mf・VMC110L・ED81SⅡの4台。ED以外は経緯台に載っていたので、手動で追尾。
早速、火星と木星から見てもらっているうちに、続々と増えるお客さん。ふと気づくとそれぞれの望遠鏡に長蛇の列。4人の望遠鏡のオペレーターも汗だくで対応。この観望会を目ざして来てくださった家族連れの方や、たまたま通りがかったお仕事帰りの方など、おそらく200人以上の方に、ご覧いただけたのではないかと思います。
 
大きく開いた土星の輪。
木星は2本の縞模様と、4つのうちの3つが見えたガリレオ衛星(イオ・エウロパ・カリスト)。
肝心の火星は、かろうじて極冠の白と大シルチスの黒い模様が確認できました。
「初めて見ました。」「火星って小さいんですね。」「土星の輪って本当にあるんですね!」と、みなさん興奮気味。
 
天の川銀河の片田舎。平凡な星・太陽に周りに生まれた惑星たちの、たまたま良い条件の整ったこの地球に、生命が誕生し、私たちがいる。
望遠鏡をのぞいてくださったみなさんの心に、なにかあたたかいものが残ってもらえればと思います。
参加してくださったみなさん、ありがとうございました。
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