国立甲府病院にて

すべての人に星空を。

 11月13日(水)、通算27回目?になる国立甲府病院にお伺いしました。村スタッフは高橋、跡部です。今回は、療育訓練棟で天井投影1回、病棟で2回、訓練棟の横の通所の場所で1回の投影でした。ここは、プラネタリウム大好き~という利用者さんが待ってくれている場所。
 前回から、療育訓練棟(とてもフラットな白い天井とまわりも白い壁になって、天井が高い)に暗幕をつけていただいたので、そこでの天井投影は、ストレッチャーなどもみなさんも、30名ほどが一度に見ることができます。保育士さんや看護師さんも、マットの上で、子供たちと一緒にごろりと幸せ感。
 病棟のほうは、なかなかそこから動きにくい方たちがたくさんいらっしゃるので、ベッドの上で、一生懸命手をのばしています。病棟では特に見る予定のなかったWさんは、見る?見ない?と問われ、見ることに。彼は、いつも、とてもいいタイミングで手をたたいてくれる方で、今回もやはり。いいね、といった感じで拍手してくれます。また、1回目ですでにご覧になった方も、もう一度、と言わんばかりにご自身でその意思を表現し、見に来て1回目よりもさらにリラックスした風。
 最後の通所の回では、久々のRちゃん。先日、賞をとった山梨放送の番組のポスターや、星つむぎの村のリーフレットの表紙をその笑顔をみせてくれてるRちゃん。おうちでも、星つむぎの歌がかかると嬉しそうにし、高橋の声をきいても、反応してくれるのだそうです。今回も、到着したときは爆睡でしたが、はじまると目がぱっちり。お得意の鈴をならしながら、ニコニコでした。他、みんな一人ひとりが保育士さんと看護師さんに寄り添われて、星に手をなんども伸ばしたり、火星をいきおいよく投げたり。
 今回は、共同通信の記者さんと、TBSラジオの「人権TODAY」の方が取材にいらしていました。 TBSラジオは、11月30日(土)の8時20分オンエアだそうです。