10月9日(水)、北海道2日目は、地域サポートセンターえがおにて、7mドームを広げました。ここは、主催してくださった社会福祉法人「地域で一緒に暮らそう会」が運営している施設です。そういえば、地域で一緒に暮らそう会のロゴは、ライトダウンやまなしのピンバッチとおなじような流れ星マーク! これは、建設に関わった方が、医療的ケアの子どもたちは上のほうをいつも見てるから、星だ!と提案されたそうです。素晴らしい。
 6回投影のうち、「てぃくたく」という場にあつまっている子どもたち、医療的ケアの子たち、えがおの利用者さん、放課後デイの子どもたち・・と、地域で一緒に暮らそう会に集う方々が、順番にいらしてくださいました。
 えがおの利用者さんの生き生きした様子を見ていると、お互いを尊重できるいい生活ができているのだなあ、と感じます。 嬉しかったのは、プラネタリウムをみた直後もそうですが、翌日も、「あれは楽しかったなあ。またやってほしいなあ、ぐふ!」嬉しそうに話しかけてくれる方とか、「もう、すごく楽しかった。楽しかった」とか何度も繰り返してくれる方とか。
 てぃくたくの子どもたちも、入る前は慎重にしている様子がありながら、入って寝転がれば、隣の子とてをつなぎあったり、抱き合ったり(笑)。 仰向けに寝転ぶという姿勢は、安心感がないとできないことでもあります。 それまでは寝転んでいなかった子も、宇宙旅行にいって、自由に動き回っているうちに、もう、それぞれが、ほんとに自由な姿になっている。 
 今回参加された中には、この法人で、ピアサポーターとして活動されている方もみてくださいました。 ご自身の娘さんをなくされている方で、でもその経験をもって、医療的ケア児の家族とのコミュニケーションを重ねておられるようです。 
 いろいろな経験と感性が集まる。 その中で、少しでもこの宇宙体験が、みんなの共通体験として、いつまでも心に残るものであってほしいなと願います。